野鳥がもっと大きく撮れる一眼デジスコ

デジタル一眼レフではじめる超望遠撮影

Vol.2 野鳥を画面に収めるには

オートフォーカスも使えるもう1つの「一眼デジスコ」

写真:三脚の立て方

Vol.1で紹介した「一眼デジスコ」では、
スポッティングスコープのフォーカスノブを回して、
ピントを合わせなければなりません。

ところが、同じデジタル一眼レフを使い、
使用するアダプターを変えることで、
オートフォーカスが使える※1ようになる「一眼デジスコ」もあります。

このコリメート接続の「一眼デジスコ」は、
スポッティングスコープ(TSN-884/TSN-774がオススメ)に
フォト&ビデオアダプターTSN-VA3を組み合わせ、
標準ズームレンズを装着したデジタル一眼レフのレンズ先端部を
TSN-VA3に接続します※2

この組み合わせで、スポッティングスコープのフォーカスノブで
大まかにピントを合わせておけば、
カメラ側のオートフォーカスで、ピント合わせが可能※1になります。

なお、使用するデジタル一眼レフとカメラレンズによって、
得られる焦点距離※3は変わります。

※1
すべての組み合わせでオートフォーカスが使えるわけではありません。レンズはインナーフォーカスタイプの標準ズームで、使用できるズーム域も制限されることがあります。
※2
オートフォーカス時にレンズ先端部が回転するレンズには、接続しないようにしてください。また、ズームするとレンズの長さが変わるものでは、接続部に負荷がかかるので、取り扱いにはご注意ください。(インナーフォーカスのカメラレンズをご使用ください)
※3
標準ズームレンズのズームを望遠端にすると約1500〜1700mm相当(35mmフィルム判換算値)で撮影できます。

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デジスコアイテム解説

コリメート接続の「一眼デジスコ」接続例
@ スポッティングスコープTSN-884
A フォト&ビデオアダプターTSN-VA3/アダプターリングTSN-AR
B 一眼レフ用の標準ズームレンズ
C カメラマウントシステムTSN-PS2/TSN-PS2-SP
フォト&ビデオアダプターTSN-VA3
スポッティングスコープ(TSN-880/770シリーズ)とビデオカメラやレンズ付きのデジタル一眼レフを接続する際に使用するアダプターです。デジタル一眼レフのレンズ先端部への接続には、レンズのフィルター径の合ったアダプターリングTSN-ARを併用します。
カメラマウントシステムTSN-PS2
スコープ本体とデジタル一眼レフの2箇所でシステムを支える構造のバランスプレート。ここで紹介した一眼デジスコは全長が長くなるため、TSN-PS1ではなく、TSN-PS2を使用します。(デジタル一眼レフの取り付けには別売のTSN-PS2-SPも必要となります。TSN-PS2-SP対応機種はこちらからご確認ください。)

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