コーワ デジスコ ワールド -KOWA DIGISCO WORLD-
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今回はKOWAの新型ワイドズームアイピースTE-11WZと交換レンズNIKKOR18.5mm f/1.8を組み合わせたデジスコシステムについてレポートします。
第14回 SONY Cyber-shot DSC-RX100とワイドズームアイピースTE-11WZ PROMINARでデジスコにチャレンジ
作例は下記機材で撮影しています。
作例撮影機材 @スコープ KOWA TSN-884 PROMINAR
TSN-774 PROMINAR
Aアイピース KOWA TE-11WZ PROMINAR
Bアダプター デジスコ
ドットコム
Turbo Adapter P2
カプラー TA4
Turbo Adapter BR-RX100
Cカメラ SONY Cyber-shot DSC-RX100
Dレリーズ デジスコ
ドットコム
デジスコケーブル455US
E照準器 デジスコ
ドットコム
究具02マルチドット照準器
システム
F液晶フード デジスコ
ドットコム
デジタルカメラ用ルーペ付
3インチ液晶モニターフード
HD-30WMC
G雲台 デジスコ
ドットコム
究具01 ジンバル雲台
H三脚 GITZO 2型カーボン三脚
G1228

SONY Cyber-shot DSC-RX100の製品情報はこちら
http://www.sony.jp/cyber-shot/products/DSC-RX100/

Turbo Adapterシリーズの製品情報はこちら
http://www.turboadapter.com/
SONY Cyber-shot DSC-RX100

SONY Cyber-shot DSC-RX100
取材協力:(株)デジスコドットコム
RX100は、1.0型の大型センサーとカールツアイス「バリオ・ゾナーT*」レンズを採用したコンパクトデジタルカメラです。発売開始(2012年6月)から10ヶ月経っているにもかかわらず、販売価格はあまり下がらないという人気の高さです。カメラの素質が高くなければ、このように人気を維持することはできません。RX100でのデジスコ撮影は、どの程度の力量を発揮してくれるのでしょうか。
デジスコシステム(RX100+TE-11WZの組み合せ)について
デジスコシステム図
Nikon 1デジスコシステム図
@	デジスコシステム(Nikon1V2+TE-11WZ)の組み立て手順
1) TE-11WZへTurbo Adapter P2の取り付け 2) スポッティングスコープのKOWA TSN-884/774 PROMINARに1)を取り付け、究具01 ジンバル雲台に装着。光学ユニットを完成させる。 3) RX100にTurbo Adapter BR-RX100を取り付ける
4) Turbo Adapter BR-RX100にカプラーTA4を装着 5) デジスコケーブル455USの取り付け 6) 究具02マルチドット照準器システムの取り付け
7) デジタルカメラ用ルーペ付3インチ液晶モニターフード HD-30WMCの取り付け 8) 組み合せた7)を2)で組み立てた光学ユニットに装着
9) 完成
ATE-11WZでのデジスコ撮影について
TE-11WZでデジスコ撮影を行う場合、TE-11WZで25倍〜60倍までのズームアップとカメラズーム3.6倍(静止画4:3時)の両方が使えます。2つのズームの倍率の組み合わせは無限ですが、撮影操作が難しくなるような方法は避けたほうが良いでしょう。
カメラ側のズームは、ワイド端から倍率2倍程度まではケラレや周辺減光が出るのでカメラ倍率は×2.0表示程度に固定するのが良いでしょう。カメラ画質もこの辺りが歪曲や色収差も出難くスイートスポットです。 TE-11WZの光学設計やレンズ設計はしっかりしているので、ズーム効果はTE-11WZに担わせるのが良いと思います。

TE-11WZを25倍にセットして、カメラ側のズームをケラレの消える位置から少しテレ側にします。(カメラ表示倍率×2.0程度)
この場合、カメラの焦点距離はおよそ60oなので、合成焦点距離はTE-11WZの25倍(焦点距離1500o)〜60倍(焦点距離3600o)となります。

カメラの焦点距離は、108oまでセットすることができますが、TE-11WZでの25倍(焦点距離2700o)〜60倍(6480o)という撮影が難しくなる領域になってしまいます。
一般的なデジスコ撮影であればカメラの焦点距離は、60o(焦点距離1500o〜3600o)が快適に使えます。
また、明るさや撮影距離のかかわりもありますが、アイピースはズーム25倍(1500mm)〜40倍(2400mm)までを多用するのが良いでしょう。
BRX100+TE-11WZとのデジスコ適正
RX100とTE-11WZの組み合わせは、光学的な関係から焦点距離は長めなシステムになります。低倍率の広い画角で写したいという方にはあまりお勧めできません。
しかし、合成焦点距離2000mm〜3000o近辺の画質は素晴らしいものがあります。
デジスコ撮影らしい、大きな被写体、遠くからの撮影には最良の選択になるでしょう。

15mの距離からTE-11WZ 40倍(2400o)での撮影
焦点距離の最低値がTE-11WZの25倍時1500oと比較的大きく写せてしまうシステムです。
引き気味の写真を必要とするならば、接眼レンズをTE-17W(30倍)に入れ替えてカメラ倍率1.2倍で合成焦点距離1000oぐらいからカメラのズームを使って写すという選択肢がお勧めとなります。
しかし、1500o〜3000oのどアップゾーンでは歪み、にじみが低く抑えられて、TE-11WZに搭載されたXDレンズならではの解像感を表現しますので、デジスコらしい写真をお望みの方には絶対にTE-11WZがオススメです。
撮影のコツ
1 撮影操作をシンプルに
アイピース倍率とカメラ倍率の組み合わせは無限にあると言えます。しかし、撮影中にアイピースとカメラのズームを両方操作してしまうと「基準」がなくなってしまいます。 撮影中にシステムのズーム位置がわからなくなっては大変です。
カメラ倍率をおよそ2倍の60mmにすれば、TE-11WZのズーム全域でケラレ無く、画質も安定した撮影ができます。したがって、ここの辺りにカメラズーム位置は一定にセット。撮影中は触らずに、操作のしやすいTE-11WZのズームリングのみを使うようにしましょう。25倍〜60倍(焦点距離1500mm〜3600m)までの光学2.4倍ズーム撮影が快適に楽しめます。
距離15m 25倍 ヒドリガモ 距離15m 60倍 ヒドリガモ
2 ピント合せもカメラAFに任せる
RX100はコントラストAFのために、若干ゆっくりな動作となります。ピント精度は若干前ピン気味ですが成功率は高く信頼できます。TE-11WZの特徴は25倍〜60倍まで同じ距離の被写体であればスコープのピント合せ操作をしなくてもカメラAFの調整範囲でピントが合います。
 最初にTE-11WZの25倍で被写体にピントを合わせ、ズーム操作をしてもスコープのピントはそのままでカメラAFだけで合焦できます。これも、シンプルな撮影につながる大きな特徴です。
距離20m 25倍 カルガモ 距離20m 60倍 カルガモ
3 ISO感度は400まで、記録用撮影なら1600もOK
 RX100は、1インチタイプの大型CMOSコンパクトデジタルカメラです。通常のコンパクトデジカメに比べると間違いなくダイナミックレンジは広いのですが、2020万画素と高画素数にしていることからそれほど広さを感じることができません。ISO400まではノイズ感も滑らかで、ピント面はきっちり解像するメリハリある表現をします。できるだけ低ISOでの撮影を心がけると良いでしょう。しかし、薄暗い環境での撮影や飛翔写真を狙うなどの目的があるならISO1600や3200も使えると思います。ただし、ノイズ感の増大に合わせて、使用する用途に応じ、画像サイズを小さくするなどの工夫が必要となります。
4 動きの少ない被写体も飛翔写真も狙える
 秒間10コマの速度優先連写に設定することでバッファの10枚までは高速で、その後は遅い連写になります。デジスコ撮影の場合には十分な連写性能を持っています。止りモノといわれる動きの少ない撮影から、カワセミの飛翔まで幅広く狙うことが可能です。
飛翔写真を狙う場合は少しでも画角が広いほうが有利なので、被写体までの距離を少し長めにとって写すのが良いでしょう。もちろん距離による画質損失もありますが、システム全体が高解像度を示すので良い結果がでるでしょう。
まとめ

RX100の総合力は歴代のコンパクトデジタルカメラの中でも秀でたものであることは間違いないでしょう。ワイドズームアイピースTE-11WZを装着したTSN-884/774 PROMINARの高いポテンシャルを十分生かすことができる秀逸なデジスコシステムが完成します。
贅沢なXDレンズを2枚も使用したTE-11WZの素性の良さと合わせればTSN-884/774 PROMINARが本来もっている光学性能をフルに引き出し、鮮明で色鮮やかな発色を低ノイズで簡単に撮影することができます。
入門者から上級者まで、スキルに応じたシステムの恩恵を受けることができ、従来のデジスコシステムよりも楽しい撮影が可能となりました。

作例
【ハギマシコ】 【カケス】 【ルリビタキ】
【ゴジュウカラ】 【エゾフクロウ】 【シメ】
   
【ノハラツグミ】    
SONY Cyber-shot DSC-RX100 カメラの概要(デジスコ適正)
大型(1.0型)有効2020万画素"Exmor" CMOSイメージセンサー
1/2.3型と比べ、約4倍の撮像素子の面積をもつ大型イメージセンサーによりノイズの少ない高感度撮影が可能です。実用上でもISO400程度までは使用可能です。もちろん、記録レベルの撮影であればISO1600も使用可能です。
有効約2020万画素により精細な表現力を持ち、トリミング耐性も高いといえます。
大口径F1.8カールツァイス"バリオ・ゾナーT*"レンズ
円形絞りによる美しいぼけ味、開放F値1.8の明るいレンズであることに加え、ゴーストやフレアなど不要な反射光を大幅に低減して圧倒的な描写性能を実現する「T*コーティング」を採用。7枚羽根の虹彩絞りの機構を採用し、主役を引き立てる美しいぼけ味のある写真撮影が楽しめます。背景の玉ボケの美しさは逸品です。
35mm判換算焦点距離で30o〜108o(静止画4:3の場合)、50o程度からケラレや周辺減光することが無くなるので、TE-11WZで25倍の場合、1250o〜2700oまで、60倍の場合3000o〜6480oまで撮影できる勘定となります。
画像処理エンジン"BIONZ"で高感度と高速処理を実現
新開発のイメージセンサーとレンズに最適化した“BIONZ”により、ISO125-6400という広い感度領域を実現。通常連写/秒間約2.5コマ、最大で約10コマの高速連写(撮影モードにより変わります)は応答性も素早く、デジスコ用としても快適な機種といえるでしょう。
5 3.6倍ズームF1.8レンズシステムの採用
35mm判換算焦点距離で30o〜108o(静止画4:3の場合)、薄型非球面レンズ「AAレンズ」採用により突出される鏡筒の寸法も小さくコンパクトなため、口径の大きな明るいカメラレンズでありながらデジスコにも使えるというメリットが生まれました。
その他の製品特長
1.0型CMOS採用でありながら軽量・コンパクトに仕上がったボディーサイズはデジスコシステムを構築するのにも有利です。操作性もいわゆる死角が見当たらない使いやすい設計でボタンやダイヤル配置がなされています。
液晶画面は3型123万画素と精細なインターフェイスとなっており、液晶モニターフード HD-30WMCとの組み合わせで美しい描写を見せてくれます。表示速度も速く、演出も適切なので撮影が楽しくなります。
ピント合わせもコントラストAFの中では素早く正確で、液晶表示・レリーズタイムラグとも標準以上のレベルでまとめ上げられています。
SONY Cyber-shot DSC-RX100 カメラ設定(デジスコ撮影用推奨設定)について

1 モードダイヤル 9 フラッシュ
2 撮影時:W/T(ズーム)レバー
再生時:インデックス/再生ズームレバー
10 液晶モニター
3 シャッターボタン 11 MOVIE(動画)ボタン
4 セルフタイマーランプ/スマイルシャッターランプ/AF補助光 12 Fn(ファンクション)ボタン
5 ON/OFF(電源)ボタン 13 再生ボタン
6 マイク 14 コントロールホイール
7 コントロールリング 15 カメラ内ガイド/削除ボタン
8 レンズ 16 MENUボタン

【モードダイヤル】 … A(絞り優先撮影)

■メニューボタン を押した後、順番に設定する項目。
●カメラマーク(1・2・3・4・5)

画像サイズ L:18M DR0/オートHDR Dレンズオプティマイザー:オート(切でも可です。)
横縦比 4対3 クリエイティブスタイル スタンダード
画質 ファイン ピクチャーエフェクト
ドライブモード 連続撮影 全画素超解像ズーム
フラッシュモード 発光禁止 デジタルズーム
シングルモード シングルAF 高感度ノイズリダクション 標準
オートフォーカスエリア 中央重点AF AF補助光
顔検出 手ブレ補正
ISO感度 ISO125(場合によってはそれ以下でも可です。) 色空間 sRGB
測光モード 中央重点 撮影アドバイス一覧 −−
露出補正 ±0.0 登録 −−
ホワイトバランス AWB(状況に合わせて変更して下さい。)    

●フィルムマーク(1)
記録方式 MP4 手ブレ補正 アクティブ
記録設定 1440×1080 12M 音声記録
画像サイズ L:17M 風音低減

●歯車マーク(1・2・3)
赤目軽減発光 ファンクションボタン お好みに合わせて設定して下さい。
グリッドライン 3分割 中央ボタン機能 スタンダード(お好みにより変更して下さい。)
オートレビュー 左ボタンの機能 お好みに合わせて設定して下さい。
DISPボタン −− 右ボタンの機能 お好みに合わせて設定して下さい。
ピーキングレベル 切(必要な方は、使用して下さい。) MFアシスト
コントローラリング お好みに合わせて設定して下さい。 ピント拡大時間 2秒(お好みにより変更して下さい。)
コントローラリング表示 個人顔登録 −−

●工具箱アイコン(1・2・3)
メニュー呼び出し先 先頭 USB LUN設定 マルチ
モードダイヤルガイド USB給電
モニター明るさ オート 電子音 お好みに合わせて設定して下さい。
パワーセーブ開始時間 5分(お好みにより変更して下さい。) バージョン表示 −−
HDMI解像度 オート 落下検出
HDMI機器制御 設定リセット −−
USB接続 オート    

※記載されている会社名、商品名は各社の商標または登録商標です。

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