コーワ デジスコ ワールド -KOWA DIGISCO WORLD-
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あの気になるデジタルカメラはデジスコで使えるのか?ケラレ、画質、使い勝手など評価します。
第2回 casio exilim pro EX-P700
作例は下記機材で撮影しています。
作例撮影機材 スコープ KOWA TSN-664
アイピース KOWA TSE-21WD,TSE-14WD
アダプター TurboAdapterP1
カプラーTA3(TA4)シリーズ
カメラアタッチメントTA-W1
カメラアダプター(DA-C750)
カメラ CASIO EXILIM ZOOM EX-Z750
雲台 GITZO G2380
三脚 GITZO G1228
評価協力 : (株)デジスコドットコム
CASIO EX-Z750
レポート
CASIO EX-Z750
1.デジタルカメラ概要

発売日:2005年3月下旬
・高画質の有効画素数720万画素CCD搭載、デジスコに適した3倍光学ズーム
・スーパーライフバッテリーにより約325枚撮影可能と長電池寿命
・電源を入れてから撮影可能になるまで約0.9秒の高速起動
・シャッターを押してから瞬時に画像を取り込む約0.007秒のレリーズタイムラグ
・撮影画像を約0.1秒間隔で見られる高速再生
・約0.9秒間隔の連写機能
・マニュアル露出の撮影モードを装備
・一画面で各種マニュアル設定を素早く操作できる「EXボタン」搭載
・MPEG-4方式、高品位なムービー撮影が可能
・ムービーで約2時間50分の電池寿命を実現(連続撮影時)
・大画面2.5型TFTカラー液晶の搭載
・2段階の明るさ切替が可能な液晶設定

CASIO EXILIM ZOOM EX-Z750 カメラメーカーHP
http://dc.casio.jp/product/exilim/ex_z750
 
2.デジスコの適性

インターフェイス

デジスコの特性:インターフェイス 大画面2.5型TFT液晶モニターの第一印象はとにかく大きい。この大きさなら老眼の方でも見やすい液晶画面です。液晶画面の明るさは屋内では問題を感じないですが、屋外では暗くて見え難くなってしまいます。そこで設定画面で液晶画面の明るさを「明るい」に変更すると丁度良い見え具合となります。

さらに遮光フードなどを工夫すると良い結果につながると思います。この大きな液晶画面はピントの山もつかみ易く妙な誇張もないので気持ちよく使えます。撮影時には後ろからギャラリーも一緒に見る事ができみんなで楽しめるのも大型液晶ならではの得意技です。

画面への情報表示は必要なもの全てが表示され、また余裕のある画面なので鬱陶しく感じさせません。

操作性

操作応答性は業界トップクラス。電源スイッチを押すと同時に画面が立ち上がり、瞬時に撮影可能な状態になります。スリープ状態からの立ち上がりも素早いです。このスリープは無くすこともできますが、立ち上がりが早いので気になりません。各種ボタン位置はかなり考えこまれていて慣れると自然に指が届きます。撮影モードで十時ボタンを左右すると露出補正が簡単にできます。これはなかなか良い設計で、ワンアクションで露出の変更ができるのは環境の明るさが刻々変化するデジスコには重宝する機能です。画角が狭く、微動の連続するデジスコ撮影ではAFの合焦性能や機能が問われます。EX-Z750に関しては、恐らく他機種と比べ一番ピントが合いやすいのではないかと思います。特に、被写体のコントラストが明瞭でない時や風などで被写体の位置が動きやすい状態の場合は他機種の追従を許さない合焦が得られ、出画された画像にきちんと反映されています。

連写は遅めなのですが、レスポンスが良いので単写の連続でも対応できるかと思います。

デジスコ撮影で気になる部分としては、パワーオフすると連写設定や露出補正の設定値がデフォルトになってしまうことです。電源を切っても設定を記憶できるモードメモリ設定にこの項目が無いのは残念です。よく使う露出補正は十字ボタンに割り当てておくとワンアクションで変更できますので、おすすめします。

フォーカスポイントをマニュアルで合わせて使う機構もありますが、操作が煩雑で急いで使うことは難しいです。中央でピントを合わせ半押しでフォーカスロックして構図を定める方法を駆使して撮影すると、素早く正確なAFと相まって良い結果が出せます。入門者、初心者はカメラ操作に慣れるまではマルチポイントAFを使用して、慣れたらフォーカスエリア選択や中央での半押し撮影に移行するのが良いかと思います。

画質

デジスコの特性:画質 TSN-664との組み合わせでの画質についてはメリハリのあるシャープな表現と自然な色彩、ノイズの少ない画像はデジスコファンに好まれるもです。結構強めに感じるシャープネスと巧みなノイズ処理でうまく撮れた画像ならそのままPCでもA3プリントでも対応できるレベルです。

SONY DSC-W7、NIKON COOLPIX7900の2機種と比較撮影してみましたが両者の個性とは全く異なる個性を持ち、他機種の場合一般的に露出補正を-0.7〜-1.3EV程度かけるのに比べ-0.3EV程度で適度となるため明るめでメリハリのある絵が写せ、白トビ&黒つぶれも少なく対応できる撮影環境の幅も広い気がしました。

やはり、他機種同様、ズーム望遠側での画質はワイド側と比べるといまひとつシャキっとしません。このシステムもワイド端〜中域までを使っての撮影の方がいい画質を得ることが出来ます。アイピースを変えることで焦点距離を伸ばすのも1つの方法です。

欲を言えば20倍、30倍の接眼レンズに加え、40〜60倍の良質な単焦点接眼レンズが欲しくなってきます。コーワから11月下旬に発売予定の「TSE-9WD」45×Wは楽しみなアイピースです。

動画について

近い将来ビデオ&スコープで楽しむ「ビデスコ」が流行ることは間違いないところであると思うのですが、ビデスコは機材がおおげさになることやインターネットで遊び難い事などからもう少し時間がかかりそうです。

しかし、このEX-Z750にはMPEG4という画質をキープしながら大幅(AVI形式比1/3程度)に圧縮できる動画記録形式が装備されていてVGAサイズ(640×480 pixels)、30frames/秒の高品位なムービー撮影が可能となっています。デジスコ撮影同様の撮影スタイルで動画も撮影しやすいのでデジスコ感覚で綺麗な動画が楽しめます。

まとめ

EXILIM PRO P600、P700のシャープで鮮明な画質に憧れているデジスコファンも多いと思います。
しかし、残念ながらP600,P700はケラレの発生や操作性が難しく、特に入門・初心者には使いこなせないという現実がありました。

このEX-Z750は上位機種の良さをそのまま継承し、操作面では難しい部分がすべてオート任せで概ね解決できるので撮影に専念できるデジスコシステムであると言えます。特に大きく綺麗な液晶画面と敏速で正確なAFによりピント合わせに苦労されていた人にもお薦めです。更に光軸がしっかりと保持できる専用アダプター「DA-C750」も発売され、デジスコシステムも組みやすくなりました。またひとつデジスコ機材の選択肢が増えました。

総合評価 ケラレ 画質 連写 起動 扱いやすさ

 

3.アイピース別ケラレ方
 
お勧め機材 機動性、ピントの歩留まり(被写界深度)、コストパフォーマンスの観点から次の機材をチョイスします。
スコープ : TSN-664ED
アイピース:TSE-21WD および TSE-14WD (ワイドタイプアイピース)
アダプター :DA-C750S
照準器システム:DOS-FSB1
4.お勧め機材(スコープ・アイピース・アダプタなど)
アイピース別ケラレ方 ●デジタルカメラ : CASIO EX-Z750
●光学ズームのステップ数 : 7ステップ

●検証スコープ : TSN-824M
●カメラアダプター : DA-C750S
●適性の説明
◎ … 全域ケラレ、周辺減光なし
○ … ワイド端やテレ端でケラレや若干の周辺減光があるがケラレなしの範囲が広い
△ … ズーム全域中ケラレ、周辺減光なしの範囲が狭い
× … ズーム全域でケラレや周辺減光が発生
   
アイピース ワイド端 中間域 テレ端

TSE-21WE (21X)

適正:◎

ズーム域全域で
ケラレなし
TSE-21WE:ワイド幅 TSE-21WE:中間域 TSE-21WE:テレ端

TSE-14WE (32X)
適正:◎
ズーム域全域で
ケラレなし
TSE-14WE:ワイド幅 TSE-14WE:中間域 TSE-14WE:テレ端
※WIDEタイプアイピースが適合します。デジスコには最適です。LER、VA、ZOOMの必要を感じないのでテストしませんでした。
casio exilim pro EX-P700 カメラ設定
カメラ各部名称 モードダイヤル
 
MENUボタン
MENUボタン
【撮影設定】
項目 設定 メモ
セルフタイマー  
AFエリア マルチ 撮影時に適時変更(スポット、フリー)
    ※フリーの設定方法はこちらを参照
AF補助光  
クイックシャッター  
左右キー設定 EVシフト  
音声付静止画  
グリッド表示 水平垂直確認用に入にしても可
デジタルズーム  
撮影レビュー  
アイコンガイド  
モードメモリー 下記参照  
MENUボタン
MENUボタン
【モードメモリ】
項目 設定 メモ
フラッシュ  
フォーカス方式  
ホワイトバランス  
ISO感度  
AFエリア  
測光方式  
セルフタイマー  
フラッシュ光量  
デジタルズーム  
MF位置  
ズーム位置  
MENUボタン
MENUボタン
【画質設定】
項目 設定 メモ
サイズ 3072×2304  
画質 高精細  
画質 高品位-HQ  
EVシフト 0.0 撮影時に適時シフト(露出補正)
ホワイトバランス オート  
ISO感度 50  
測光方式 中央重点 撮影時に適時変更(マルチと併用)
シャープネス  
彩度  
コントラスト  
フラッシュ光量  
フラッシュアシスト オート  
MENUボタン
MENUボタン
MENUボタン
【設定】
項目 設定 メモ
液晶設定  
操作音 初期値  
起動画面  
ファイルNo. メモリする  
ワールドタイム 自宅  
日時設定 設定内容表示  
表示スタイル 年/月/日  
Language 日本語  
スリープ 2分  
オートパワーオフ 5分  
REC/PLAY パワー オン  
USB Mass Storage  
ビデオ出力 NTSC  
フォーマット 撮影前にフォーマット
リセット 全項目初期値へ
 
連写ボタン 連写ボタン 連写設定は連写ボタンで行います。
1枚撮影またはシャッターを押し続けている間連続撮影する「通常連写」に設定します。
 
EXボタン

EXキーを押して表示されるEXメニューからは「画像サイズ」、「ホワイトバランス」、「ISO感度」、「AFエリア」の4つの項目をダイレクトに設定できます。

メニューボタンから設定するよりも素早く設定することができるので、大変便利な機能です。特に後述するAFエリアフリーを設定する時に使用頻度が高いです。

 
AFエリアフリー

メニューボタン→撮影設定タブ→AFエリアから設定できますが、上記の通りEXメニューからもダイレクトに設定可能です。

フリーに設定すると液晶画面にフォーカスポイントが表示されますので、カーソルキーでピントを合わせたい箇所へ移動させます。

AFエリアフリー

SETボタンを押すとフォーカスフレームが確定。このようにフォーカスフレームを自由に移動することが可能です。

※利点
フォーカスフレームをピントの合わせたい位置へ自由に移動することができますので、ピントの歩留まりが改善しやすくなります。

※欠点
設定にアクション数が多いため操作性は決して良いとは言えません。動きのある被写体などには向きません。

 
モードダイヤル 静止画モード(赤い)に設定。
撮影時状況に応じてMモード(マニュアル露出)にすることもあり。
フラッシュ切替/カレンダー表示キー 発行禁止に設定。
casio exilim pro EX-P700デジスコセッティング
デジスコセッティング

デジタルカメラ : CASIO EX-Z750
スコープ : TSN-664
アイピース:TSE-21WD, TSE-14WDアダプター :DA-C750S(TSN-DA1、TSN-ARC750、DA-C750)

デジスコセッティング

EX-Z750専用アダプター
「DA-C750」取り付け

EX-Z750のレンズ鏡筒周囲にある同心円の突起部をアダプターフェイス部裏側のガイドに合わせ上部と下部のパーツ部に挟み込まれるように取り付け後カメラネジで固定します。DA-C750によりしっかりと光軸が保持されます。※写真は試作品です。

デジスコセッティング
デジスコセッティング

アダプターリング取り付け、スコープへの接続

EX-Z750専用アダプター「DA-C750」にアダプターリングTSN-ARC750を取り付けます。
次にTSN-ARC750へTSN-DA1を取り付けスコープへ
接続します。

※取り付けイメージ
EX-Z750 → DA-C750 → TSN-ARC750 → TSN-DA1→ アイピースの付いたスコープ

デジスコセッティング
接続例

デジスコセッティング

デジスコドットコム社製アクセサリーも使用可能

照準器システムDOS-FSB1、カプラー、TA-W1、P1などデジスコドットコム社製アクセサリーをご使用いただくことも可能となっております。

接続例
デジスコドットコム社製アクセサリーの接続例です。
TurboAdapterP1、カプラーTA3(TA4)シリーズ、TA-W1

撮影サンプル
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作例は下記機材で撮影しています。
作例撮影機材 スコープ KOWA TSN-664
アイピース KOWA TSE-21WD,TSE-14WD
アダプター TurboAdapterP1
カプラーTA3(TA4)シリーズ
カメラアタッチメントTA-W1
カメラアダプター(DA-C750)
カメラ CASIO EXILIM ZOOM EX-Z750
雲台 GITZO G2380
三脚 GITZO G1228
実際に撮影した映像をご覧いただけます。
※ムービーMPEG4準処
640x480pix:4.39MB 
320x240pix:1.68MB 
本コンテンツで動画をお楽しみ頂くには、WindowsMediaPlayerが必要になります。 お持ちでない方はダウンロードしてください。

※”CASIO””EXILIM”はカシオ計算機株式会社の登録商標です。

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