<出展レポート編>「信州 白樺峠タカの渡り2019」

2019年9月14日~15日に長野県松本市奈川の白樺峠にて
コーワ製品を出展しました

「タカの渡り」とは、春から秋にかけて繁殖したタカ類が、冬の食物が少なくなる前に
暖かい地方(インドネシアやフィリピン近辺)へ渡って行く事をいいます。
このルートとして、タカ類が乗鞍高原近辺の上空から
山を越えていく場所が「白樺峠」です。
このシーズンは、この渡りを一目見ようと沢山の方々が白樺峠に集まります。

ここ数年は、天候に恵まれなかったのですが、
今年は快晴で最高のコンディションになりました。
会場では、コーワ双眼鏡とスポッティングスコープを設置しました。

当日は、先日発売したばかりの双眼鏡SVⅡシリーズ
発表したばかりの双眼鏡BDⅡシリーズを展示し、
沢山の方々へ試していただきました。

通常、肉眼では空の小さな黒い粒にしか見えないのですが、
双眼鏡やスポッティングスコープを使えばそれがどのタカ類かが分かります。
(写真は、TSN-884PROMINARTSN-IP7(iPhone8)で撮影)

ゴジュウカラとコガラも大人気でした。
(写真は、TSN-773PROMINARTSN-IP7(iPhone8)で撮影)

当日は、サシバ、ハチクマ、ノスリ、ツミなど今年最高の1410羽が渡りました。
タカの渡りのシーズンは9月中旬から11月頃まで続きますが、
渡るタイミングは、気象条件やタカ類の種によって異なるようです。

タカの渡りの観察地は、白樺峠の他、愛知県の伊良湖岬や長崎県の烏帽子岳、
宮崎県の金御岳など他にもありますので、
皆様も迫力あるタカの渡りを体験してみてください。